そういえば今朝カエルは逃がしてきました。秋まで一緒にいて水を張っていない田んぼに逃がすのは心配になるので水も仲間もたくさんいる今逃がしました。助手席にいる時からケースの中で騒いでて、フタを開けたら振り返ることなく去ってゆきました。なんか爬虫類と両生類って図鑑とか一冊にされがちだけど全然違いますね。基本カエルって、ぬめってて濡れてて素早すぎて触れあえなかったからなのか心が通じ合った気がしません。まぁヤモとも通じ合ってはいないけどさ。
6年くらい前の2月に古紙回収のお手伝いしていて見つけたヤモリの赤ちゃんを連れ帰ったことがあります。無知だったので「ヤモリは冬はご飯食べないから」とエサは一切やらずに飼育ケースに松ぼっくりと水をいれてほっといてました。3月の終わりか4月の始めか暖かくなってから家の前に放したのですが彼?彼女?は何回か振り返りながら去っていったのです。「なんのお構いもされませんでしたが、お世話になりました?」みたいに。今考えると本当に後悔してます。もっとおもてなししてあげればよかったです。でもおかげで野生の本能は失わなかったようで、その2年後くらいにメダカの池のとこに大きくなったヤモリを見つけたのです。同じ個体かはわからないけど、その時は立派になったのねと嬉しくなりました。我が家の裏には大きなアズマヒキガエルが住み着いていますからね。遭遇してないといいのですが。
話が大分それましたね。世話をしないのに連れてきた子どもに腹もたててましたが、カエルには感謝もしています。爬虫類ショップでSサイズのコオロギを買ってると時々ヤモにあげて大丈夫か心配になる大きさのコオロギが混ざってます。小さいのは大きく育てることは出来ても大きいのを小さくは出来ません。そうすると殺して捨てるしかなかったのですが、カエルは食べられたので食べてもらっていました。調子にのってハニーワームも食べてもらおうと思ってたけど、食べさせるの忘れて逃がしてしまいました。ハニーワームも処分できるチャンスだったのに・・・。
一人きりになったヤモ。もちろん会わせたことはないけど、家族の愛情と感心を独り占めしていたヤモにしてみたら寂しかったのでは?と思います。


昨日のうちに、「失われたものたちの本」は読み終わりました。「読んで良かった」と「読み終わってしまった」という気持ちが交錯しています。今は「ドン・キホーテ」を読んでます。まだ序盤だけど、おもしろくて声をあげて笑いました。もっと早く読んでおけば良かったです。でも今読んでいるからこその楽しさもあるのだから、これでいいのかなとも思います。
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