誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方って本知ってる？

誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方

今井孝さんて人の本よ。「40代からは稼ぎ口を2つにしなさい」を読んでた時と同じころに読んでいたわ。インスタの広告からラインに誘導して最後に高価なスクールを勧めてくるか、メールアドレス入力するとメルマガが送られてきて、このチャンスを逃すと～って高いセミナー勧めてくるあれの謎が解明されてすっきりした一因の本よ。

「40代からは稼ぎ口を二つにしなさい」って本の中の情報ビジネスの部分が役にたったわ。あとはアドレス入力すると期間限定で本一冊読めますよという方の本と、この本だわ。なんでラインに誘導？という謎もあったけど、インスタ上でメッセージとかでしつこく勧誘しているとブロック＆通報されるからなのかしらね。手口が国際ロマンス詐欺と同じじゃないのよ。

作者は何の取り柄もなくても稼げると書いているけど例として出てくる人の中に取り柄のない人は一人もいなかったわ。これを本気で書いているなら作者も作者の周囲の人も有能な方ばかりなのね。その時点でタイトルの「誰でもできる～」は無理があるわ。それなりの取り柄をお持ちの方が「もっと勉強してからでないとお金をもらって仕事になんてできない！」と思ってるなら背中を押してもらえるすばらしい本よ。私のように真のスキルなし子さんには早すぎる内容だったかもしれないわ。

何か商売を始めようとか、仕事にしてお金をもらおうと考えると報酬に値する働きをしないとって思ってしまうわよね。でもスキルを極めようとか知識をとことん深めようなんて考えたらいつまでたっても始められないじゃない？その業務自体も必要とされる知識も時間とともに進化していくんだしさ。始めなければ何もできないわ。学ぶことは大切よ。でもまずは始めて働きながら学び続けるんでもいいってことを言いたいのかなって思ったわ。私もそれは賛成よ。始めることが一番エネルギーを使うし、勇気がいるわ。それでも始めてみれば何とかなることって多いもの。私の投資信託やNISAがそうよ。この部分は私は共感できたわ。

でもね、上に書いたラインに誘導してくる高価なスクールやメルマガの副業の人達が「受講しても稼げない」「詐欺師」と言われている理由もここにある気がするのよ。再現性のない自分の経験から編み出した方法を他人に勧めたってハマる人とハマらない人がいるでしょう。高価な費用を払ってるんだもの。上手くいかなかったら怒る人の気持ちも私はわかるわ。広告上では誰でも絶対上手くいくからおススメ的に書かれているんだし。この本はお金をもらう側視点で書かれているけど、お金を払う側からしたら中途半端なスキルに高いお金を払わされるなんてとんでもない話だもの。

「結果がすべてではない。結果を出すために必死になるよりお客さんに寄り添ってあげることが大切」とダイエットのサポートを例に書かれていたわ。そこは私も納得よ。たしかにそうよね。上手く体重が減らなくて怒られたら続ける気がなくなるもの。つい食べちゃったって時に、またがんばろう、大丈夫だよって励ましてもらえたら、その時点で結果が出ていなくても一生ついていきます！と思うわ。マラソンを例にしてね「ここからこのペースなら絶対ゴールできるよ、がんばって！」とコーチに信じて励ましてもらえたら本当にがんばれてゴールできたって話があったの。もう一人同じように励まされて、でもゴールできなかった人だって、またがんばろうと言ってたんですって。結果（ゴール）＜信じてもらえる・励ましてもらえる・寄り添ってもらえるってことなのね。安くないお金を払っていてもよ？深いわよね～仕事って。

マラソンやダイエットサポートならいい話なんだけどね。これを例の副業ビジネスに当てはめてみると、「絶対できるよ！がんばろう！君なら大丈夫！！俺は信じてる！！」って修造並みに励まされる→その挙句稼げないとかバカにしてんのかお前はってならない？おそらく親和性のあるビジネスとないビジネスがある方法なのよ。そもそも副業したい人ってお金を稼ぎたい！収入を増やしたい！って割と切羽詰まってるじゃない。私も含めてね。「フルマラソン走れるようになりたいぞー」って趣味でがんばりたい人へのサポートと同列の方法なんて使っちゃダメだと思うのよ。必死に副業を探してる人は寄り添ってくれる優しさより確実に稼ぎを増やせる方法が知りたいんだもの。そこがかみ合わないから、合わなかった人からは詐欺師だの嘘つきだの罵られるのかしらね。

私自身はラインを読んで気が向いた時にメルマガ読んだだけだから、高額スクールやセミナーの内容はまったく知らないの。webライターだってブロガーだってプログラミングスクールだって上手くいった人もいるんだろうし、しっかりした授業や内容なのかもしれないわよ。だからすべてが詐欺とは思わないわ。・・・上手くいった話は今のところ聞いたことないけどね。でも結果はどうあれ自分の成功体験を分かち合いたい善意の人だっているんだろうし。・・・心の狭い私にはそこも理解不能なんだけどね。だって成功したことを赤の他人と分かち合うって何？人類皆兄弟とかバカな事言うの？自分が苦労して見つけた方法なら独り占めしても許されるでしょ？命がけで見つけた松茸生える場所公表する人なんている？いないよね？コカ・コーラやケンタッキーだってレシピ公表しないでしょ？企業秘密だもん。私だったら絶対に自分が見つけた稼げる方法を他人になんて教えないわ。気が向いたら子どもには教えてあげるかもしれないけど。

そんなとこもあって胡散臭いって言われてしまうんでしょうね。副業ビジネスについてはボロクソに言ったけどね、この本自体は読みやすいのよ。実際に私はこの本を読んでブログを再開したんだもの。売れるスキルがないならば、人が作ってくれたものを売ればいいんですって書いてあったからやってみようと思えたの。スキルがなくても、まずは始めてみようかなって勇気をもらえる本よ。ぜひ読んでみてちょうだいね。